能登半島地震 被災地視察の振り返り
小牧市議会議員の伊藤皇士郎です。
7月15日(月)~7月16日 (火)の二日間、能登半島地震の被災地である、七尾市、穴水市、珠洲市に訪れました。
そもそも向かった経緯としては、小牧市の児童館職員の方(ニックネーム:親方)が七尾市と震災後から交流があり、七尾市の児童館に訪問する予定があるというお話をお聞きしたため、僕もご一緒させていただきました。
写真と共に振り返り
初日は僕の車で片道5時間かけて七尾市の児童館に向かいました。
道中、高速から降りるとまだまだ道がガタついていることに気づきました。
新設されたばかりのプレハブ小屋の仮設住宅もありました。
道の駅 能登食祭市場では歩道のブロックが相当歪んでいました。
軽くおやつを食べた後、七尾市児童館へ。
親方が能登の復興を祈って作曲された「ノトノオト」の披露LIVEを行いました。
※こちらは中日新聞の記事として掲載されましたので下の画像をご覧いただければと思います。
LIVEの映像は画像をタッチ!
その後、七尾市児童館の館長さんたちと懇親会へ。
地震当時のお話や、今も避難所生活をされている方のリアルなお話を聞くことができました。
2日目は、さらに北上し穴水市と珠洲市へ。
歩道が崩落している場所がいまだに残っており危険を感じました。
穴水に到着して早々に衝撃が。
一階が崩れて、車が下敷きになっている。。
また地震が来たらこの家がさらに崩れる危険もあり恐怖を感じました。
テレビでもよく映っていた神社へ。
鳥居が崩壊しており、コンクリート造りの建造物の危険性を感じました。
鉄筋コンクリートであればこうはならないのかなと思いました。
さらに北上し、珠洲市へ。
信じられない光景が。
軒並み家が崩れている。。
よく見ていると、比較的新しい家はダメージは少なそう。
やはり耐震性能は大切だということを学びました。
珠洲市のシンボルである見附島へ。
地震前
※珠洲市ホームページから拝借
地震後
崩れ落ちてしまっている。。
地震の強さを物語っていました。
えんむすびの鐘も傾いてしまっていました。
この状況の中、珠洲市の地酒である「宗玄」は営業をしていました。
この場所で生きる人たちの逞しさを感じました。
家族のお土産用にお酒を購入して帰路へ。
今回の視察を通しての学び
①ボランティアが非常に少ない
→場所的に非常に不便な場所にあり、県庁所在地の金沢市から2時間近くかかることもあり気軽に来れる場所ではないことはもちろんですが、ボランティアの受け入れシステムに問題があるのでは?と感じざるを得ない実情を感じました。
②防災はやり過ぎるくらいにやるべき
→防災と一口に言ってもやるべきことはたくさんありますが、耐震工事は絶対にするべきだと思いました。
命を守るために家は最後の砦になっていることをこの目で見てきました。
だからこそ、自宅の耐震度はどのくらいであるのかを把握し、必要に応じて耐震工事も行う必要を感じました。
③ネガティブになりすぎるべきではない
→天災は人間がコントロールできるものではないし、起きてしまったものはどうしようもない。
この復興のフェーズをみんなが力を合わせて乗り越えるしかない。
こんなときにこそ、前向きに未来への希望を持っていくしかない。現地の人たちからそうした思いを感じました。
まとめ
今回の視察を通して防災に対する意識がさらに高まりました。
現在、防災士の資格を取得するために講座を受講しています。
地域の防災意識を高めるために、自分自身が力をつけて波及させていきたいです。
また、地震から半年以上が経過し国民の記憶から薄れつつあることを感じているので定期的に被災地を訪れて現場の状況を発信できるようにしていきたいです。
☆☆☆☆☆☆
【小牧っ子の挑戦!】
日本維新の会
小牧市議会議員 伊藤こうしろう
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